日本株5銘柄の投資成績は?三菱重工業が5.3%値上がり!

経済ニュース

エルスタでは200万円を元手に資産運用を開始し、購入した銘柄についての情報や利回りなどを解説しています。皆様の参考になれば幸いです。

5月11日に日本株5銘柄を46万円分購入しました。

購入した銘柄と取得単価は以下の通りです。

  1. 旭有機材(4216)       取得単価・1901円
  2. 三菱重工業(7011)      取得単価・4415円
  3. トヨタ自動車(7203)    取得単価・2191円
  4. 三菱地所(8802)      取得単価・1802円
  5. メタウォーター(9551) 取得単価・1999円

本日(5/17)時点での利回りは+1.03%となっています。

最も値上がりしているのは三菱重工業で+5.35%です。

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三菱重工業とは?

三菱UFJ銀行、三菱商事など、三菱グループに属する日本の企業。また、川崎重工業、IHI(旧石川島播磨重工業)とともに日本の三大重工業の一角を成している。

主力製品は、船舶・エネルギー関連機器・産業機械・航空機・ロケット等。また、鉄道車両の製造、さらにエアコンや事業所向けの大型冷凍機、ターボチャージャー、ETCシステムの製造でも知られている。日本ではトップの軍需産業とされ、戦闘機・ヘリコプター・イージス艦を含む護衛艦・潜水艦・戦車・ミサイルなどを製造している。事実上、日本の国防を担っている存在。

最近の動向は?

2030年度までの9年間で脱炭素技術の開発に2兆円規模を投じることを発表。ガスタービンは世界首位を誇る。開発中の水素焚きガスタービン、アンモニア焚きタービン、CCUS(二酸化炭素回収・利用・貯蓄)など脱炭素関連分野でも活躍が期待される。

5月12日に2022年3月期の連結業績を発表。GTCC(ガスタービン・コンバインドサイクル発電プラント)事業や原子力事業がけん引し、材料費や輸送費などの高騰といったマイナス影響をカバーし、増収増益となった。

三菱重工はコロナ乗り越え増収増益、原子力や物流など脱炭素需要取り込み狙う(MONOist) – Yahoo!ニュース

GTCCとは

ガスタービン・コンバインドサイクル発電プラント(GTCC)は、化石燃料を使用した最もクリーンかつ高効率な発電設備です。ガスタービンでの発電に加え、その排熱を利用して蒸気タービンでも発電することにより、高い発電効率を実現します。三菱重工グループの最新鋭J形ガスタービンを適用したプラントの発電効率は従来型石炭焚き火力発電方式より20%向上し、世界最高水準の64%以上を達成しています。また、CO2排出量もおよそ50%削減することができます。

資源・エネルギー関連の銘柄はインフレに強い銘柄とされています。三菱重工業は脱炭素技術の開発で注目されていますが、エネルギー安全保障の観点から原子力発電所が再評価されていることも株価を押し上げた要因と考えられます。

三菱重工業のチャート

直近3か月のチャートです。

直近の谷となっている部分で購入し、決算発表以降も綺麗に値上がりしています。今後も継続した値上がりに期待したいです。

三菱重工業の基本データ

・売上収益3.8兆円

・事業利益1,602億円

・PBR 0.99倍

PBR(株価純資産倍率)

株価÷1株当たり純資産(時価総額÷自己資本)で計算される。2022年度の三菱重工業の自己資本は15766億円。5/17時点の株式時価総額は15893億円。企業が持っている資産よりも時価総額が安いと割安と判断される。※1を切っていると割安。

・ROE 7.72%

ROE(自己資本当期純利益率)

当期純利益÷自己資本×100で計算される。経営の効率性を表す。2022年度の自己資本15766億円に対し、当期利益1135億円。株主のお金を元手としてどれだけ利益を出しているか?という指標。

・PER 13.97倍

株価÷1株当たり当期純利益。低いほど割安。5/17時点の株式時価総額は15893億円、当期利益は1135億円。投資した金額に対して何年で回収できるのか?という指標。

PBR=PER×ROEとなる。

PBRが低いと割安と判断できるが、中身を見て、ROEが低いと真の割安株とは言えない。ROEは高いのにPERが低い場合、お宝銘柄かもしれない。

ROEを見るときは自己資本比率も確認することが重要。

・多額の負債を抱えていない

・ROEが十分に高い

のがバリュー株を選ぶポイントです。

 

皆様の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!